7月9日17:57:18
弁護士の塩澤です。
裁判員による裁判が始まりました。
この制度は、誰が望んだのでしょうか。
まず、選ばれる可能性のある一般の方にとって
世論によると反対が多いので、望んでいないことは明らか
裁判官にとって
今までは自分たちですぐに判断を下せたものが、一般人に説明したり、説得しなければならなくなり、望んだとはいいがたい
検察官にとって
基本的な法的理解のある裁判官に説明するのと、一般人への説明ではこれまた異なり、準備が大変になることは明白
弁護士にとって
短い期日で重大事件を処理しなければならず、極めて大変であり、他の仕事もあることを考えると、経済的に非常に厳しくなる
被告人にとって
日本でも昔、陪審制をとられていた時期があったら被告人の反対によりなくなった。現在も、日本では、被告人は、素人に判断されるより、裁判官に判断されたいと考えている人の方が多いという。
被害者にとって
極めてプライベートなことであり、できればあまり多くの人の目にさらされたくないと考えている人も多い、そうすると、被害者にとっても、・・・
とすると
一般の方が裁判というものに注目するという意義、裁判所の判断に一般人の判断を入れることによってよりよい判断になる可能性、それらによって裁判に対する国民の信頼を得る、などありますが、
日本にはなじまず、陪審制のように、何年かして廃止になる可能性は否定できないと思っているところです。
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